クメールの探求

  NO2


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穴の有無

初めに紹介するのは プリア ヴィヒア州  プリア ヴィヒアの参道の横にある 二つの池
池は階段状に造られ基材として砂岩が使用されています

一つの池には砂岩の内側の側面に穴が開けられています  もう一つの池は 穴が開けられていません


何故 同じ建造物で 使用された砂岩 サイズもほぼ同じで 穴があけられたものと 穴がないもの 何故?




NO1


プリア ヴィヒア州

プリア ヴィヒア  11世紀


クメールにては
寺院の横に池が
造られています

砂岩を階段上に積み上げられ
造られています

ほぼ すべての砂岩の
側面に穴があけられています

「海抜  620M」
NO2


プリア ヴィヒア州

プリア ヴィヒア  11世紀


同じプリア ヴィヒアの参道の横に
ある池 

こちらの池のほうが
やや下にあります

「海抜 610M」


同じ沐浴の目的で造られた池

砂岩にあけられた穴
砂岩にあけられていない砂岩

砂岩に穴をあける意味

NO1 輸送 

NO2 工事時の持ち上げる時
穴を利用

などは 可能性として

少なくなるのでは?
NO3


ラテライトにて造られた壁

多くのラテライトに
穴があけられています


コーケー遺跡群

プラサート トム

10世紀
NO4


多くのラテライトが積み上げられ
プレ ループの階段部

穴はあけられていません


アンコ−ル ワット遺跡群

プレ ループ

10世紀
NO5


積み上げられた砂岩の面


穴があけられています




アンコ−ル ワット遺跡群

バイヨン

13世紀初め
NO6


積み上げられた砂岩の
多くの像が描かれています

砂岩の面に
穴はあけられていません




アンコ−ル ワット遺跡群

ライ王のテラス


13世紀初め




砂岩 又 ラテライトにて造られた建造物で 穴があけられているものと 開けられていない建造物があります

特に プリア ヴィヒアの二つの池 同じところ  同じ時期  同じ使用目的で造られた池 穴が有無とは?


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