クメールの探求  砂岩採掘現場  NO1


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クレーン山 山頂付近の採掘

アンコール ワット遺跡群のバイヨンから東北に直線距離で34KMの所にクレーン山があります

802年にジャヤヴァルマン2世紀が この山の山頂で「正義を持って世界を治める王」と宣言してクメール王朝の初まりと言われている
関係の深い所で 山頂に16ほどの寺院 寺院跡があります

山頂まで道が整備され 入山料 20ドルを納めると 車で山頂部に行けます


クレーン山 山頂部が平坦が多い山 部落が4ケ所ほどあり 4.000人の人が住んでいます
水田はありませんが 稲作は陸穂といい 水なしの稲作が行われています


NO1


観光客が 
よく訪れる
クレーン山


20ドルを支払い
500Mも進むと
右手に砂岩が
見えます


NO2


山道を中腹まで
進むと 左右に
砂岩の巨石が
ゴロゴロとしていて
10年ほど前は
ある学者が
このクレーン山から
砂岩を採掘して
アンコール ワット
遺跡群にある
クメール寺院をここの砂岩で築き
上げたと言われ
砂岩を見ながら

なるほどと


しかし
今は?
NO3


クレーン山
西側から見る

多くの砂岩が
見えます

このクレーン山の
砂岩は
アンコール ワット
遺跡群には
使用されていません

砂岩は重く
そして割れやすく
山では
位置のエネルギーと
傾斜が問題で
クレーン山の東側の
傾斜の少ない
裾野で砂岩を採掘
されています


NO4


クレーン山
東側から見る

多くの砂岩が
見えます


クレーン山
山頂部に
2ケ所
砂岩採掘現場あり
ますが

2ケ所とも
採掘された
砂岩は
山頂部の
寺院で使用されたのでは

採掘量が少ない
NO5


クレーン山
山頂部にある
砂岩

確か山頂部には
砂岩が多く
有りますが

山頂部から
砂岩を下ろす
までは
出来なかったのでは

NO5


クレーン山
航空写真


クレーン山 東側
ほぼ山を降りた
裾野で採掘が
行われていました



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