クメールの探求

「石像のダメージ」

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雨曝しの石像 NO1」





よく石像に長年の風雨により ダメージを受けていると言う石像があります

クメールにて 獅子  象  ナーガは外部に置かれ 風雨に直接さらされ石像より厳しい所に有り ダメージが多くあるのでは


それらの石像が 特に獅子が  どれほどのダメージを受けているのか見てみましょう


特に祠堂の前に安置されている獅子を 主に見ていきましょう



  NO1


 コンポン トム州


サンポール プレイ クック 「7世紀」


C1 の祠堂の前に置かれている獅子



サンポール プレイ クックと言えば
クメールの発祥地

最も古く 約1300年の月日が

さぞ 風雨に曝され 獅子は


しかし ダメージが意外と少ない



   NO2


シエムリアップ州


プレア コー  「9世紀」


三基の祠堂の前に安置された
 獅子「ナラシンハ」 6体
牛「ナンデン」 3体


約1100年間 風雨に曝されたが
崩壊していません




   NO3


シエムリアップ州


アンコール ワット 「12世紀」


西参道に獅子と蛇が安置されている


それぞれの年代の獅子

   NO4


コンポン トム州 
 
サンポール プレイ クック遺跡
   「7世紀」 C1


側面から獅子を見るが
ダメージは少ない
   NO2


シエムリアップ州


プレア コー  「9世紀」

獅子が5体見えますが
ダメージは少ない

アンコール ワット遺跡群から
少し離れた所に有る寺院

一般の観光客が見る
最古のクメール寺院

そこの獅子が
雨曝し 11000年間
しかし
ダメージは少ない

 
NO3


プリヴィヒア州

コーケー遺跡群 「10世紀」

約15年ほど前までは
観光客が 誰も訪れず
密林に埋もれていた寺院


1000年間 
象「ナンデン」さんが
雨曝しに
 

 NO4


シエムリアップ州


アンコール ワット遺跡群


ピミアナカス 

「10世紀 後半」


ピラミット寺院の
階段に安置する獅子
  NO5


シエムリアップ州


アンコール ワット遺跡群

プリア バリライ
「11世紀 後半」


  NO6


シエムリアップ州


アンコール ワット遺跡群

バンテアイ グディ
「13世紀初め」

バライを見守る獅子

各年代の獅子を見てきましたが  祠堂の内部ではなく 外部「雨曝し」に  しかし 獅子のダメージは少ないのでは?  何故?


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