クメールの探求

「石像のダメージ」

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雨曝しの石像 NO9



クメールの獅子は水に弱く お顔の口が開いて描かれているため 雨水が口の中に残り お顔の顎の所から崩壊が始まり お顔が残されている獅子は少ない

ここではお顔がよく残されている獅子を


タイ  バンコク博物館 展示の獅子


二頭ともお顔がよく残されています
  タイ  バンコク博物館 展示の獅子


お顔拡大

 



 NO1


コンポン トム州

コンポン トム博物館
展示の獅子


多分 7-8世紀の獅子では?


   NO2


シエムリアップ州


プラサート プリタット

 
NO3


アンコールワット遺跡群

バイヨンの東側にある
寺院

 

 NO4

アンコールワット遺跡群

バイヨンの東側にある
寺院

よくクメールの石像が 風雨にダメージを受けていると記載されていることがある
これ 事実?

多くの博物館で展示されている石像には そんなにダメージを受けている石像は展示されていません


そこで寺院に獅子 ナーガなどがあり 特に日本の寺院に置かれている獅子と同じく  クメールにても獅子が外部に安置されているものが多く 今回 その獅子を調べると

獅子の風雨によるダメージは少ない

しかし クメールの砂岩は水に弱く デヴァターは足元に建物上部からの水が滞留すると 砂岩が溶ける現象が見られ

この獅子も 口の内部に水が滞留し 顎 鼻の所が剥離が見られます



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