クメールの探求

「石像のダメージ」

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雨曝しの石像 NO10 [まとめ」




NO1からNO9まで  主に外部に安置されている獅子を 約80体の画像を

雨曝しの石像は365日 太陽  光  風  埃 雨を受けている獅子 意外とダメージは少ない

当然  祠堂内部に安置されている 多くの石像は ダメージが少ない 


参考

日本の神社に安置された獅子


   茨城県

筑波山の筑波神社に
安置されている獅子

年代はわかりません
    茨城県

筑波山の筑波神社に
安置されている獅子

この獅子も
一年中 雨風に

ダメージは少ない

石材  年代はわかりません


お話

今回  石像のダメージを取り上げたのは ネットでクメールの石像が多く販売されていることを知り 1年ほど ネットで売られている石像を見ていると
石像の表面がダメージを多く受けているものが多く見られました

クメールの石像が多く展示されている 主に博物館  寺院などを 約30件ほど見てきましたが 石像の多くは人々が崇拝するため 石像の表面を研磨され 美しく仕上がっています

石像の弱点は衝撃 衝撃を受けた石像は 頭部 手 足が失われています

売られている石像は表面に小さな凸 凹みが見られますが 石像に この様なダメージを受けるのは祠堂の上部「屋根」に安置されたものに見られますが


 
 タイ  パノム ルン  12世紀  中央祠堂


画像の様に 外部に安置された石像は 風雨に耐えるよう石像は厚い板で守られています

クメールの建物の外部に描かれているのは 破風飾り ナーガ  リンテル そして それぞれの守護神などでは

外部に描かれているもので一番多いものは リンテル 

しかし 数千枚のリンテルを見ても 小さな凸 凹のダメージはありません 

ダメージは 水 又は 割れでは  

石像は 多くの国で 5000年ほど前から造られています

しかし どこの国の石像で小さな凸 凹のダメージは見られません

そして 今回 風雨にダメージを受けやすい 外部に安置された獅子を 多く見てきましたが 雨 衝撃のダメージは 少なかったが

又  現地に行き 石像を見てきましょう


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