クメールの探求

「石像のダメージ」

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寺院付近の環境 

寺院の周辺は?


クメールの石像が 風塵を受け ダメージがあると記載があるものがありますが 寺院の周辺は どんな所でしょうか


NO1


カンボジア

プリヴィヒア州


わだち跡


道が主に土

ワダチ跡の深さは
30CMほどでは



目的の寺院から3KMほど手前
  NO2


カンボジア

バンテアイ メアンチェイ州


6号線




寺院から寺院までの移動中
   NO3


カンボジア

プリヴィヒア州

軍人の移動





  NO4


カンボジア

シエムリアップ州

民家




よく砂埃と 言う言葉がありますが
カンボジアは 砂は無く 埃は皆 泥です

ワダチは 泥の為 深い
埃は 粒子が小さく なお 軽く 高く舞い上がる


もし 石像についても
石像にはダメージは無いのでは

それは   ワダチ 埃の画像を見れば
ヤシの木の上まで 届く 泥埃を
 
  参考

カンボジアを走行した車です

1日で 土埃が

車の側面に細い線
木の枝が接触した跡

画像NO1−NO4までの土埃

画像NO5-NO7までの
生い茂る樹木の跡

カンボジアの土埃は
微粒子です
石像を傷つける力は無いのでは?

又  寺院の付近は
多くの樹木が生い茂り
風塵が飛び交う環境ではありません


 
  NO5


寺院は どんな所に有るのでしょう


プリヴィヒア州

 プラサート ソーピープ 12世紀


寺院までは道はなく 

鉈で切り開きながら前進
  NO6


  プリヴィヒア州


プラサート クーナ  10世紀
  NO7


 
  プリヴィヒア州


プラサート クーナ  10世紀


三枚の画像 「寺院」

この様な所に有る寺院で
砂埃が 舞う でしょうか 



目的の寺院まで行く途中  道は泥道が多く 土埃が激しい 又  目的の寺院につくと 多くの木々に覆われている寺院が多い

まあ  石像が 風塵にダメージとは ほど遠い 環境の所に寺院があり その寺院に石像が祭られたいたのでは


 

多くの獅子

顔に多くのダメージが

風 雨

雨の水が 獅子の目
口に残り

獅子の顔にダメージを

クメールにて デヴァター 獅子などの石像は雨水に当たり その雨水が石像に長時間残るような環境下のものは ダメージを受けやすい

上の画像 7匹の獅子 頭部と胴部を見ると 雨水は口の内部に残ることが多く 結果  口のダメージに繋がるのでは 


 
 このデヴァターは壁面の右側上部から水が流れ落ち 五体のデヴァターに水が当たり デヴァターにダメージを 

水は何かの原因で 長時間 流れ落ちていたのでは?
  「アンコールワットのデヴァター」


クメールの多くに遺跡がありますカンボジアは 土埃の多い所です  しかし  寺院がある所に 樹木が多く茂っています



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